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JIGSAW

WORK AND LIFE BLOG

休日に仕事のことを考えない方法でストレス激減した体験談

仕事

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仕事が頭から離れないときのリフレッシュ方法は一つの技術だと感じます。

僕は数年前まで寝ても覚めても仕事のことばかり考えている時期がありました。

会社からの帰路、食事中、布団の中でも頭の中では、仕事の段取りや漏れがないかの確認、失敗への不安がグルグルと回って精神的に休まらない。

仕事のプレッシャーは雪だるま式で大きくなり、休日でも会社に行って仕事をしていた方が楽だと感じるようになっていました。

このままではパフォーマンスが落ちてしまうと感じたため、対策のために自分で色々なリフレッシュ方法を試しました。

その中でもっとも効果があったのが、"瞑想"です。正確には瞑想に関する本に書いてあったいくつかの方法を生活に取り入れただけで、だいぶ「仕事のことを考えない」状態を作ることができるようになりました。

当時の僕のように仕事のプレッシャーでストレスが溜まっていると感じている方は参考にしてください。

当時の状況

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僕がリフレッシュ方法を必要としたのは社会人3年目のはじめの頃。

3年目は働きぶりを評価してもらい希望の部署に異動できたばかりでやる気に溢れていました。

しかし、配属2ヶ月目に同じチームの先輩が精神面に支障をきたし途中離脱、その先輩の業務を丸ごと背負うことになったことで業務量が急増しました。

希望部署への異動が叶ったばかりで、チームを機能させなければいけないと気負っていたこともあり、誰よりも早く出社し、遅く帰社することで何とか遅滞なくタスクをこなしていました。

しかし、まだ要領を掴んでいない仕事を突然2人分求められたため、常に漏れがないか?段取りは?根回しは?などと頭を休める暇がなく、睡眠時間を削りながらフルスロットで働いていました。

その内、ベッドの中やたまの休日も頭から仕事のことが離れず、友人や彼女と会っていてもまったく話が入ってこないような状態に。

どうにか仕事以外のことを考えようとしても、自分ではコントロールできない。体は休めても精神的にはまったく休むことができない状況に陥っていました。 

この状態が続くと壊れてしまうと感じ始めていました。

そこで、色々と頭を休める方法を試行錯誤しているときに"瞑想"の本を読んだことが解決の糸口になりました。

半信半疑で瞑想を試す

休むべきときには休むにはどうしたらいいのか色々と試行錯誤していたとき、現役の住職が著者である考えない練習 を読みました。今振り返ると、当時の悩みにぴったり過ぎるタイトルで思わず手に取った理由がわかります。

宗教的なものに胡散臭さを感じる方であったため、住職が著者ということで最初は半信半疑でした。しかし、本書の序文の文章がまるで自分のことを言い当てているかのようであったため、試してみようと思いました。

p6 はじめにーー

心を疲れさせるだけの情報のノイズが次々にあわられるのをストップできない、と気づいてはじめていかに普段、思考の流れに無自覚だったかがわかることでしょう。止めようと思っても止められない、という時、思考は私たちの「自由」に動いていないということに気づく。

しかし、「そっか、考えないのが良いのか」と考えてみても、さらに思考が増えるだけで考えは止まってくれません。頭でわかったつもりになるのではなく、実際に止めてみようと練習することによって、初めて思考を調教することも叶うのです。by「考えない練習」

自分の思考をコントロールする難しさを感じていた僕にとってまさに課題だったことが書かれていました。

本書で勧める考えることを止める練習とは、"瞑想"のノウハウを応用して集中力のコントロール練習をすることです。自分の五感を使って「今この瞬間」だけに集中することで余計な考えを排除するというメソッド。

この本で手応えを感じたため、もっと本格的な瞑想方法にも興味を持ちました。

瞑想について調べる

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「考えない練習」がきっかけとなり瞑想に関する情報を集めていきました。

同じ著者の「自分」を浄化する坐禅入門 には、瞑想のやり方がとてもわかりやすく書いています。瞑想とはつまりどういう状態になることか?という文章化の難しい感覚的なことをわかりやすく書いているため、なんとなく雰囲気を掴むことができる。 

しかし、当時の僕には時間をとって坐禅をすることは難しく、やってみると継続することができませんでした。

そこで忙しい中でもできそうなものという観点で、ヴィッパサナー瞑想を見つけて実践するようになりました。一番わかりやすかったのはアルボムッレ・スマナサーラの自分を変える気づきの瞑想法【第3版】です。 

日常生活での実践

ヴィッパサナー瞑想は動きながら行えるところが僕には合っていました。

日常生活に取り入れることができるためです。

ヴィッパサナー瞑想のポイント

『自分の動きを実況中継する』

これが実践の上で最も大切な部分。自分の感覚や動きを言葉でどんどん実況中継していくのです。

手をあげるなら「上げる…。上げる…。上げる…。上げる…。」と言葉にする。これを別の思考がわりこめないほどの勢いで続けていきます。歩くなら「右足上げる、運ぶ、降ろす。左足上げ、運ぶ、降ろす。」と実況中継する。

僕は当初、瞑想には"何も考えない状態"いわゆる「無」という一部の人にしかわからない超感覚的な世界があるのだと思っていました。しかし実際の瞑想が目指すのは"余計なことを何も考えない"状態。体の動きや感覚に集中して今この瞬間のことだけを考える。意識と思考をコントロールする方法です。

僕は本格的に瞑想を極めたいわけではなく、ストレスから逃れる時間を作れるようになることが目的でした。そのため、ヴィッパサナー瞑想の実況中継を重普段の生活の中に取り入れる方法を中心に取り組んでいます。

徒歩での移動/ランニング

会社から自宅への移動時や週に数回のランニング中などもなるべくヴィッパサナー瞑想の実況中継を意識しています。

とくにランニングとの併用は効果が高く、運動の効果も相まって終わった後は気分がすっきりして何事にも精力的に取り組むことができる状態になります。

以前は、ランニング中はPodcastや音楽を聴きながら走っていましたが、今はミュージックプレイヤーは持たずに実況中継を意識しながら走っています。

車の運転

車やバイクの運転中は最も仕事のことを考える時間の一つでした。

必要なときは良いのですが、いらない心配事ばかりになっているときは不要なストレスを強くする時間になります。運転中は身体を動かすことはほとんどないため、「呼吸」に集中します。

鼻の中を通って肺に入っていく空気の動きに注目しながら「吸って」「吐いて」としたり、呼吸に合わせて「1」「2」「3」などと言葉で実況中継していきます。

家事

以前は単純な家事をしているときもすぐに仕事のことを考えていました。

現在は、洗濯物を干す、洗い物をするなど単純な家事を行うときにも実況中継することで「今」だけに集中するようにしています。

家事のときは実況中継だけでなく、どういう手順で行えば早く終わるか?や使う水を最小限に抑えるには?などと今の作業にだけ集中するようなことを意識するのも同様の効果があると感じています。

効果と気をつけること

効果とメリット

ストレスが激減して集中力のコントロールが上手くなりました。 

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最も大きい効果として瞑想で「余計な考えごとをしないとはこういうことか。」と知ることで、ストレスフルな状態になると気がつくようになります。

クリアな状態との比較で初めて高速で動き回る思考の動きに注意を向け、自分の思考を客観的に把握するようになりました。 

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今では、以前のストレスフルな状態になってくるとすぐに気づいて考えを切り替えることができます。

そしてこれまではどれだけ不要な考え事に無駄なエネルギーを消費していたのかにも気づきました。

リフレッシュした状態で仕事ができるため集中力と効率は増し、仕事は全力で取り組みながら、副業を始める余裕まで生まれています。 

気をつけること

瞑想は「考えない」状態を作るため複雑な仕事と同時に行うことはできません

瞑想を意識しながらこのブログの文章を書くことはできませんし、瞑想中に仕事の新しいアイデアを思いつくこともありません(少なくとも僕は)。

僕は仕事のことを四六時中考えることにもメリットがあると思っていて、突然ふとした瞬間に仕事上の良い解決法を思いつくのは、考え続けているからこそだと思います。

最近よく目にする「瞑想すれば仕事にもいい効果がある」というような言説は、あくまで「考えるべきときに全力で考える」ために無駄なエネルギー消費を抑えられるという意味でしょう。

瞑想すれば全てが上手くいくということではないため、盲信せずに自分の状態に合わせてバランス良く取り入れることが大切だと感じます。

※注意点

重い精神疾患を持つ人も瞑想はやらない方がいいともいわれています。

まとめ

以上はあくまで瞑想のプロではない僕の個人的な経験に基づく話です。

現代は仕事のストレスに悩まされる人が急増しているといわれています。同じような状況の人が苦境を脱出するヒントになればいいなと思います。

瞑想に関して初心者へのおすすめは以下の本。

考えない練習 (小学館文庫)

考えない練習 (小学館文庫)

 
「自分」を浄化する坐禅入門 (PHP文庫)

「自分」を浄化する坐禅入門 (PHP文庫)

 
自分を変える気づきの瞑想法【第3版】

自分を変える気づきの瞑想法【第3版】