読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

JIGSAW

WORK AND LIFE BLOG

本当の転職エージェントの選び方と口コミが参考にならない理由

f:id:Jwork:20170426165818j:plain

転職エージェントを色々と調べたあと「けっきょくどれ選べばいいの?」と迷ってしまっている人向けの内容です。

僕は、はじめての転職のとき、転職エージェントについて、色々なサイトのランキングや口コミを調べましたが、それぞれ意見が違うので混乱しました。

その後、人材業界で経験を積んだため、転職エージェントについても理解を深めることができ、今は転職のときにどう動くべきか自分なりの答えがあります。

そこで、昔の自分のように「どの転職エージェントを選べばいいの?」と迷っている人に向けて、「昔の自分に今の自分が答えるならこう話す。」という内容をまとめます。

では、まずは「なぜ、口コミの意見はあれほどバラバラなのか」ということから。

転職エージェントの口コミがバラバラな理由

飲食店なら口コミが美味しいお店を探す参考になります。

しかし、転職エージェントは、根本的に口コミやランキングを参考にして選ぶことが難しいサービスだと理解しなければいけません。

その理由は2点。

  • "担当者"でサービスの質が左右される
  • "自分に近い経歴"の口コミしか意味がない

ひとつずつ説明します。

担当者でサービスの質が左右される

転職エージェントは、"キャリアコンサルタント"というコンサルタントに企業との橋渡しをしてもらうサービスですが、この"キャリアコンサルタントが誰か"によっても成功率は大きな影響をうけます。

どの人材紹介会社(転職エージェント)を使うかより、"誰が担当か"が採用に影響するため、AさんがR社を使ったときはダメだったけど、BさんがR社を使ったときは満足したということもよく起こる。

同じ会社でも担当が違うと結果も変わるということですね。

そして、そうなるとR社の口コミは、Aさんは低評価なのに、Bさんは高評価という風に評価をつけてしまい、どんどん一貫性が失われていきます。

さらに、不満がある人ほど口コミを書く動機が強いこと、ネットは業者による嘘も多いことなどから、転職エージェントの口コミは偏ったものになりがちになります。

"自分に近い経歴"の人による口コミにしか意味がない

ネットの口コミの問題点は匿名性の高さ、つまり"どんな経歴の人"による書き込みなのかわからないところにもあります。

なぜなら、年収1千万のA君と年収500万のB君では、同じ転職エージェントを使っても受けているサービスの質が違う可能性があるからです。

「そんなことあるの?」と思いますよね。

でも、転職エージェントの仕組みを考えると納得できるはずです。

転職エージェントは、転職者が採用されたら年収の30%を企業から受け取ることで売上を上げています。

そのため、年収1千万のA君が転職すると300万、年収500万円のB君が転職すると150万円の売上になる。

あなたが転職エージェントでもA君を優先してしまいませんか?

つまり、少し言い方は悪いですが、年収の高い人の方が転職エージェント目線では、同じ手間で高く売れる"高利益の商品"なんですね。

コンサルタントは一人で、100人以上の転職者の担当をしていることも多いため、年収が高いA君と平均のB君がいたら、A君の方に力を入れるのは当然でしょう。

したがって、自分よりも数倍年収が高い人が高評価した転職エージェントに行っても、自分も同じような扱いを受けられるかはわかりません。

逆に、自分より経歴が低い人の意見も同じ理由で参考にならない。

そのため、"自分と同じ経歴の人10人の口コミ"ならまだしも、色々な人が入り乱れている匿名性の高い口コミは転職エージェント選びの参考になりません。

そうなると「じゃあ、どうやって選ぶのか?」が問題になりますね。

ここからは、本題の転職エージェントの選び方についてをまとめます。

転職エージェントの基準は?

まず"良い転職エージェント"の確認から。

良い転職エージェントとは?

誰でも納得できる"良い転職エージェント"は、下の2点を満たします。

  • 自分にあった求人の紹介がある
  • 転職における相談・サポートが良い

では、この2点は"何で決まるのか"がわかれば、良い転職エージェントが見分けられるはずですよね。

そこに注目すればいいわけですから。

で、下がその答え。

  • 自分にあった求人の紹介
    人材紹介会社の営業ネットワーク
  • 転職における相談やサポートがしやすい
    担当の"腕"と"相性"

「わからないなってきた」という人も大丈夫。一つずつ説明します。

▼自分にあった求人の紹介→人材紹介会社の営業ネットワーク

自分にあった求人の紹介を受けられるかどうかは、その転職エージェントの営業ネットワークで決まります。 

転職エージェントで紹介してもらえる求人は、転職エージェントの営業マンが企業に「人材で困ってませんか?」などと営業をかけて揃えてます。(僕もこれに近い仕事をしていました。)

つまり、営業ネットワークが強いところなら、求人の数がそろうため、自分に見合った求人を紹介してもらえる可能性が高まるということ。

「とりあえず大手の転職エージェントは使おう!」というのは、よくいわれることですが、それは大手が全国的にネットワークを持っていて求人数が多いことが理由です。

▼転職の相談やサポートが良い→担当の"腕"と"相性"

転職の相談やサポートの良さは、担当者の"腕"と人間的な"相性"によって決まります。

「担当者の腕でそんなに変わるもの?」と思う人は、同じ商品を扱っているのにも関わらず、トップの成績をあげる営業マンとそうでない営業マンの差を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

転職は、自分を企業に売り込む一種の営業ともいえるもの。

その相談やサポートを敏腕の営業マンにしてもらうのと、売れない営業マンにしてもらうのでは結果に違いがあるのはイメージできるはずです。

また、人間的な"相性"も大切になります。

「悪い人じゃないけど、合わない人」っていませんか?

人には相性があるので、「なんか合わない…」ということはどうしてもあり、相性が合わないと、信頼関係を作るのは難しくなります。

こっちが合わない思うときは、だいたい相手も同じように感じているものですからね。

信頼関係が作れず、言いたいことがいえないと、紹介される案件も希望とズレますし、選考を突破するための的を射たアドバイスももらえなくなってしまいます。

担当との"相性"も相談やサポートの質に影響を与えます。

ここまでで、相談しやすさ・サポートの良さは、担当の"腕"と"相性"によって決まることがわかったのではないでしょうか?

ここで「え、それ外からどうやって調べるの?」と思った人は、勘がいい!!

そこがちょっと問題なんです。

外からわかるのは営業ネットワークだけ

"良い転職エージェント"を見定める2つのポインのうち、外から見定めることができるのは営業ネットーワークだけになります。   

  • 営業ネットワーク=◯【調べられる】
  • 担当者=×【調べられない】

営業ネットワークは、その転職エージェントが強みを持つ業界を調べればいいわけで、大手・外資・専門特化型などハッキリとしています。

しかし、担当者は一度利用してみないとどんな人がつくのかわからない。

どの会社(転職エージェント)にも凄い人もそうでない人もいます。

そして、仮に凄い人でも人間的な相性は話してみないとわからないので、ここを前もって見定めるのは難しい。

となると、少しでも"良い転職エージェント"にあたる可能性を上げるなら、調べることで精度を高められる「営業ネットワーク(強みをもつ業界)」を基準にするべきです。

コントロールできない担当者の当たり外れは、複数の転職エージェントを組み合わせるなどでリスク分散するしかないですから。

では、これらを踏まえた転職エージェント選びの手順を3STEPで解説! 

転職エージェント選び方の基本3STEP

これまでの説明を踏まえて、STEP形式で転職エージェントを使う手順をまとめます。 

  1. 目指す業界に強みを持つところを探す
  2. 複数を組み合わせて利用する
  3. ダメなら入れ替える

 上から順番に説明します。

1.目指す業界に強みを持つところを探す

まず、目指す転職先のイメージから、その業界にネットワークを持っているであろう転職エージェントを選びましょう。

大手の転職エージェントはオールジャンルで求人を網羅しています。

しかし、ある領域に特化している転職エージェントは、それぞれ独自のネットワークを持っており、その業界に関しては大手より豊富な情報量と求人がある。

また、都道府県ごとに地場企業とのネットワークを構築している転職エージェントなどもあるため、「その地域で働きたい」という希望があるなら、その地域に特化した転職エージェントを探しましょう。

2.複数を組み合わせて利用する

複数の転職エージェントを組み合わせて使うことは非常に大切です。

数人の転職エージェントをみないと「その担当者」がイマイチなのか優秀なのか判断できませんし、複数つかうことでたくさんの求人案件を見ることもできます。

理想は、オールジャンル対応の大手1社にプラスして専門型2社の組み合わせです。

大手1+専門2なら、それぞれの転職エージェントの対応も大きな負担にならず幅広い求人案件を被りなく集めることができるでしょう。

3.ダメなら入れ替えるのが大切

複数の転職エージェントを使ったら、あとは様子をみながら良いところだけに絞り込んでもOKです。

担当者を変えてもらうこともできるので、「頼りないな〜」などと感じるようであれば、お願いして代えてもらいましょう。

仕事は人生に大きく関わるので遠慮は禁物です。

以上が、転職エージェント選びの基本3stepとなります。

けっきょく、自分で調べてトライ&エラーで選ぶしかベストな転職パートナーは見つからないよ!ということですね。

転職エージェントの強みと分類

どの転職エージェントがどんな業界に強いかわからないという人のために、各業界の主要エージェントをまとめます。

特徴を元に自分で選んで組み合わせて利用してください。

オールジャンル対応の総合転職エージェント

▼リクルートエージェント

大手の中でも業界1位の転職エージェントで、非常に豊富な求人案件を紹介できます。

リクルートグループ自体がありとあらゆる産業で事業を展開しているため、その営業ネットワークも幅広く、相談すればWeb上ではみられない業界分析レポートや企業の社風までわかる詳細レポートももらえます。

>>リクルートエージェント<<  

IT業界に強い転職エージェント

▼ワークポート

IT・ゲーム・インターネット業界に独自のネットワークをもつ転職エージェントです。

最近は、IT業界以外の求人も扱いはじめて総合型の転職エージェントに発展中ですが、IT業界に詳しいコンサルタントも多く在籍しているため、IT業界への転職を考えるならおすすめ。

>>WORKPORT<<

広告・出版・Web・マスコミの転職エージェント

▼マスメディアン

広告・Web・マスコミ業界に特化した転職エージェント。

著名な業界誌「宣伝会議」のグループ会社で、4万人を超える転職実績を誇る、広告・マスコミ業界では最大規模の求人数を保有しています。

広告・Web・マスコミ業界を希望するならチェック必須。

>>マスメディアン<<

中小企業に強い転職エージェント

▼アイデムスマートエージェント

優良な中小企業に強い転職エージェント。

アイデムは40年以上の歴史を誇る求人誌「イーアイデム」の運営企業が展開する転職エージェントで、求人誌の営業によって培った独自のネットワークによって、他にはない優良中小企業の案件などを保有しています。

主に関東周辺・関西周辺の求人にはなりますが、穴場の企業を探す人におすすめ。

>>アイデムスマートエージェント<<

外資に強い転職エージェント

▼JAC Recruitment(ジェイエイシー リクルートメント)

元々外国で創業された会社であるため外資・大手の求人に強い転職エージェント。

30代以上のハイキャリア層がメインですが、最近は若年層にも力を入れています。

大手は、ほぼ全て企業担当と転職希望者担当が分かれる分業制ですが、ここは一人のエージェントが企業・転職希望者を両方担当します。

転職者は実際に企業担当と直接話している事情に詳しいエージェントに相談できる。

この規模の人材紹介会社では非常に珍しい形態で転職希望者にメリットが大きい。

>>JAC Recruitment<<

女性の強い転職エージェント

▼パソナキャリア

創業40年の総合転職エージェントですが、元々「家庭の主婦の再就職を応援したい」ということが創業の理念ということもあり、女性の転職には力を入れ続けています。

女性のキャリアパス構築には長年培ったノウハウがあるため、転職を考えている女性におすすすめできます。

>>パソナキャリア<<